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Django:PythonでWeb開発を簡単に

「Django」って言葉を聞いたことがありますか?Djangoは、2005年に公開された、誰でも自由に使える、インターネット上で動く仕組みを作るための便利な道具です。家を建てる時の土台や柱、壁のような、基本的な骨組みをあらかじめ用意してくれるもので、専門用語で「枠組み(フレームワーク)」と呼ばれています。 インターネット上で動く仕組み、例えば買い物サイトや情報発信の場を作るには、たくさんの手順が必要です。一つ一つ手作りするのは大変な作業ですが、Djangoを使うとその手間を省くことができます。よく使う機能はあらかじめ用意されているので、それらを組み合わせるだけで簡単に目的の仕組みを作ることができるのです。例えるなら、あらかじめ用意された木材を組み合わせて家を建てるようなものです。これにより、作るのにかかる時間や手間を大幅に減らすことができ、作業も簡単になります。 Djangoは、「Python(パイソン)」と呼ばれる、読みやすく書きやすい言葉を使って作られています。Pythonは、様々な用途で利用されている人気の高い言葉で、Djangoと組み合わせることで、さらに便利に使うことができます。まるで、熟練した職人が使いやすい道具を使って仕事をするように、Djangoは開発者の心強い味方となってくれます。 Djangoを使うメリットは他にもあります。堅牢な作りで、しっかりと安全に守られているので、安心して利用できます。また、世界中でたくさんの人が使っているので、困った時に助けを求めたり、便利な情報を見つけたりすることも容易です。さらに、改良も続けられており、常に最新の技術を取り入れているので、長く使い続けることができます。まるで、信頼できる職人さんが作った、丈夫で使いやすい道具をずっと使い続けられるようなものです。Djangoは、これからインターネット上で何かを作ってみたいと考えている人にとって、まさにうってつけの道具と言えるでしょう。
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Web API入門:ウェブの世界を広げる技術

今や、暮らしの中でなくてはならないものとなったインターネット。様々な場所から情報を得たり、買い物をしたり、人と人がつながったりと、インターネットを通して私たちは多くのサービスを利用しています。こうした便利なサービスを提供するウェブサイトやアプリの多くは、実は水面下で連携を取りながら動いています。その連携を可能にする技術の一つが、ウェブ アプリケーション・プログラミング・インターフェース、略してウェブ API です。 ウェブ API は、異なるソフトウェアが互いに情報をやり取りするための窓口のようなものです。例えば、あるウェブサイトで会員登録をする際に、別のサービスのアカウントを使ってログインできる機能を思い浮かべてみてください。これは、ウェブサイトと別のサービスの間で、ウェブ API を通じて安全に情報が交換されているおかげで実現できるのです。ウェブ API は、異なるシステム同士を繋ぐことで、より便利で豊かなインターネット体験を私たちにもたらしてくれます。 ウェブ API の活用事例は、私たちの身の回りにたくさんあります。例えば、地図アプリで近くのレストランを探すとき、アプリはレストランの情報提供サービスと連携して、位置情報や営業時間などのデータを取得しています。また、オンラインショッピングで商品を購入する際、決済サービスと連携することでスムーズな支払いが可能になります。このように、ウェブ API は様々なサービスの裏側で活躍し、私たちが意識せずに利用していることも多いのです。 この記事では、ウェブ API の基本的な考え方から、その利点、そして具体的な活用事例まで、分かりやすく説明していきます。ウェブ API を理解することで、インターネット上で提供されるサービスの仕組みをより深く理解し、その利便性をより一層実感できるようになるでしょう。
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CRUDとは?システムの基本操作を理解する

情報の記録や管理を行うあらゆる仕組みにおいて、基本となる4つの操作があります。これをまとめてCRUDと呼びます。これは「作る(Create)」「読む(Read)」「書き換える(Update)」「消す(Delete)」のそれぞれの動作の頭文字を繋げた言葉です。 まず「作る」は、新しく情報を加える操作です。例えば、買い物リストに新しい品物を書き加える、住所録に新しい連絡先を登録する、といった操作がこれにあたります。システムによっては「追加」と呼ばれることもあります。 次に「読む」は、記録されている情報を見る操作です。買い物リストで買う品物を確認する、住所録で特定の人の連絡先を探す、といった操作が該当します。「検索」や「表示」といった言葉で表現されることもあります。 そして「書き換える」は、既に存在する情報を変更する操作です。買い物リストで品物の数量を変更する、住所録で住所や電話番号を更新する、といった操作がこれにあたります。「修正」と呼ばれることもあります。 最後に「消す」は、記録されている情報を削除する操作です。買い物リストから不要になった品物を消す、住所録から不要になった連絡先を削除する、といった操作が該当します。システムによっては「除去」という言葉を使うこともあります。 小さな手帳への記録から、巨大な情報管理システムまで、ほぼ全てのシステムでCRUDの考え方が使われています。扱う情報の種類やシステムの大きさに関係なく、情報を適切に管理するために、CRUDはなくてはならない重要な考え方と言えるでしょう。