機械学習 k平均法(k-means法)とは?データを自動分類するクラスタリング手法を解説
集団を自動的に仕分ける手法である「けい平均法」の仕組みについて詳しく説明します。この手法は、データ間の距離に着目し、近いデータは同じ仲間とみなす考え方です。具体的には、データをあらかじめ決めた数の集団(かたまり)に分けていきます。この集団の数を「けい」と呼びますが、「けい」の値は解析する人が最初に決めておく必要があります。まず、それぞれのデータに、どの集団に属するかをでたらめに割り当てます。これは、いわば仮の分類です。次に、各集団の中心、すなわち重心を計算します。重心とは、その集団に属するデータの平均的な位置を示す点です。そして、それぞれのデータについて、どの集団の重心に一番近いかを調べ、一番近い重心を持つ集団にデータを再び割り当てます。この操作で、データの所属する集団が更新されます。重心の再計算と集団の再割り当てを何度も繰り返すことで、各集団の状態は徐々に安定していきます。最終的に、重心が動かなくなったら、けい平均法の処理は終了です。この時点で、データは「けい」個の集団に分類されています。それぞれの集団には、互いに近いデータが集まっていると考えられます。この手法は、たくさんのデータを自動的に分類するのに便利です。例えば、顧客の購買履歴を基に顧客をいくつかのグループに分けたり、商品の類似度を基に商品を分類したりする際に活用できます。また、画像認識の分野でも、画像の特徴を基に画像を分類するなどの応用が可能です。このように、けい平均法は様々な分野で活用されている、大変有用な手法です。
